tennowarabeのブログ

世の中には変人と言われる開発者が埋もれているはず、その様な人を発掘して企業と連携させる役わりをにないたい話

真逆の開発商品のはざま

⑩-3



再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、



開発と商品化のはざま



この時期、ヴァンド系は商品化のめどが立、セラミック建材は?



やはり、金属系の建材には、力を発揮できるが、セラミック系、いわゆる、無機系には、自然物のためか?



中々商品化のめどが立たないのです。



 あくまでも、サンプル集荷なら気やすいですが、それは欠損覚悟の出荷なのです。



勿論、新商品化には、サンプル出荷は当たり前ですが、それでも公共物件へのサンプル出荷には、



ほぼ大幅欠損覚悟の出荷です。


 特に、この時期は、トンネル内壁であり、計画から実現まで数年の時間が経っており、



其れを寸前での切り替えなのです。



 そのため、おんぶにだっこの試験品の出荷なのです。


でも市場の感触を見なくては、商品化は?


また、汎用品としてのサンプル出荷は、住宅の壁材ですが、これも幅が30㎝、長さが3mと、重さが10kgあり、


それに、化粧面の色合いが、同じものが無く、似ているものの組み合わせで壁を作るのです。



 これには、現場でのすりあわせが必要であり、なかなかそろわないのです。



東西南北での壁の化粧面は、異なる感じです。


是には、施主は?


中々、納得できないのです。


工業製品であり、均一性は当たり前なのですが、原材料が天然物のため異なる色彩,組成、粒度など


混ざるので、やはり均一性に劣る製品です。


 でも、商品化には、これらの課題をクリアしながら進めるしかないのです。


其れに比べ、金属物は、均一性が取れるため、扱いやすい原材料なのです。


ココに、金属建材メーカの最大の悩みが出るのです。


 でも、企業としての開発指針があり、いづれ白、黒つけるにしても市場へのチャレンジは


必要なのです。


 このセラミック商品は、やはり特殊な原材料の関係もあり、取扱いに苦労した開発経緯が有ります。


あなたは、真逆の原材料の商品化にチャレンジしたことがありますか?