tennowarabeのブログ

世の中には変人と言われる開発者が埋もれているはず、その様な人を発掘して企業と連携させる役わりをにないたい話

再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、 企業の脱皮

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再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、



平成元年の製造部体制


新社屋の完成と製造部のH棟工場への新設など、多望な日々です。



勿論、装置は外注と内製の組み合わせです。


 でも、主要なキュアオーブンは、F社に、成形機は同じくF社です。



発砲部は基本内製ですが、必要な装置は取り寄せの部品です。


 この頃になると、機械斑と製造部の品質管理と設備管理のジョイントで行う方式に


変更しており、リーダは設備管理でアリ、設計の研究所,機械斑は、その指導的な役割です。




人的な補充もあり、計画はスケジュールどうりに進捗する状態にあり、安心して見れる設備計画です。


 しかも、今回は非住宅部門のパネルバンドであり、これまでのサイデング材とは、形状、


厚さ、重さ、長さなど、大きくことなり、しかも、受注生産です。



 このスケジュール管理が、やはり大きなネックです。


作り置きができず、転用も難しいのです。


勿論、一定の標準品は、作り置きできますが、それも余り、大量には生産できず,



受注生産の工程管理の複雑さを工場全体、及び営業部で感じていました。


金属サイデング材のように予測生産ができず、人的配置も固定できず、その運用に


混乱した日々が続いています。


 でも、これは、今後の生産の関係から、、学ぶのに最適な時期です。


研究開発部は、これらの装置のサポートを主体としており、役物などの開発、納めの開発


など細かい部分でのサポートが不可欠建材です。


それに、目地の雨漏れの防水構造など、金属サイデング材と異なり、高層にも使用され



その保守点検は、大変なのです。


 まさに、異種の建材の商品で、企業内全体がチャレンジ体制の姿勢に変化した時期です。


これは、企業脱皮の事例かもね?