tennowarabeのブログ

世の中には変人と言われる開発者が埋もれているはず、その様な人を発掘して企業と連携させる役わりをにないたい話

第2創業、トップ鬼門の屋根材へチャレンジ

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第2の創業、トップの秘蔵の伝家の宝刀の分野へのチャレンジ



この分野は,トップにとって禁断の分野の商品であります。



理由は、


①本来、この分野でこれまでの企業経営をしてきた。


②神社仏閣の、最大の見せ場は、屋根のデザインであり、こだわりの建築様式です。


③銅屋根で培った流線型の凄さに見せられており、これを一般住宅にも持ち込むイメージ。


④価格を無視し、結果を重視うる建築物のデザイン。これは、神社仏閣の建築で現実をいやというほどに


思い知らされた赤字の体験があり、この分野のコワサが身に沁みついているから、チャレンジできなかったのです。


⑤第二創業期には、企業の体力もあり、最悪失敗しても取り返しが可能なの時期に来たと判断したのです。


⑥本来の屋根の形状(デザイン)から来る屋根とは?


これを現実の一般住宅に反映させる夢が有り、その実現に向けたチャレンジです。


⑦神社仏閣の建築を手掛けていた時期の職人のアドバイスを受けて、若い技術者に技術移転を


図れる時期と判断したのです。


⑧屋根材分野は、部材で完成するわけでなく、収め、(屋根材同志の連結や役物(特別に作る連結用部材))


などの開発も重要な要素であり、屋根全体のイメージから部材への分解であり、単体での仕上がりと大きく、イメージが異なるのです。


そこで、今回の手始めは、
①模型屋根(約10体)の製作から技術者に製造させる。


②このミニチュア屋根から屋根材のイメージで設計、製造(試作)させる。


③それも屋根のイメージからの発想した屋根材であり、その連結の部材(役物)がデザインを左右する


重要な部材である体験をさせる。


④特に、4つ屋根の時の。、隅屋根部材の納まりが、屋根デザインの全体を決める重要な部材であることの認識を差せ、その形状の価値を理解させる。


ただし、製造とコストも勘案してのデザインです。


⑤防水、防風、耐久性と耐候性のバランスの在り方など、一筋縄では解決できない課題が山盛りです。


⑥屋根下地は?


⑦屋根断熱は、?


⑧屋根裏換気は?


⑨メンテナンスは?(高所であり、外装材と違う。)


それは、部材の開発に直接関係なさそうですが、屋根材は外壁材と大きく異なるのです。



これらのことがらを熟知していたトップは、なかなかこの屋根材分野へのチャレンジを躊躇(ちゅうちょう)していた大きな理由です。


あなたは、開発前にこれらの課題がよこたわっていたらチャレンジしますか?


極めてリスクのある商品開発です。


素人では、着手すらしないかもね?