チャレンジャーの生き様、付属品の台頭
⑪-34
第二創業期、役物の決定版発売、
第二創業期は、本体の開発と付属品の開発が命題となっていたのです。
特に、付属品には、本体とのマッチングがいまいちであり、折角の壁全景も何か、仕切りを入れた外観となる、
是には、本体がいくらすごくとも、壁全体としては、デザイン的におとり、本体の良さも生かし切れていないのです。
この課題は、創業期からささやかれていたのです。
でも、やはり、簡単の解決できる課題でなく、しばらくの期間の思考錯誤が必要であったのです。
しかも、1社のみの知恵でなく業界全体の開発意欲の向上で、その実現が、かのうになるのかも?
でも、やはり20年以上の月日が経過しても、付属品の決定版が開発されないのです。
しいて言えば、帯に長し、たすきに短い?
このように、消化不良の付属品でした。
これは、形状だけでなく、根本から解決すべき課題が潜んでいたのです。
それは、
①複雑な加工に耐える金属材、塗料材の開発です。
②手作りでの製造は、コスト高、これを機械加工に置き換える。
③デザイン的な本体とのマッチング作業ができる。
④着脱が簡単ですが、外れにくい。
⑤本体の複雑な化粧面とのマッチングしやすい模様等であること。(素材の種類の削減)
⑥市場、特に、窯業系の付属品の凄さに、負けないこと。
などの課題が横たわり、板金屋、顧客、メーカでも、研究開発に必死でしたが、なかなか、市場に販
売できるサンプル品が出来なかったのです。
しかし、時が解決してくれるものです。
①、金属材の材質改良とプラスチック材の併用、
②塗料の曲げ加工ができる柔軟な塗膜形成と耐候性。
③単品での付属品でなく、2から3部材に変更して、加工コストと加工のむずかしさの削減を図る
ことです。
これは、分解思考です。
この発想は、やはり窯業系サイデングにあり、その応用編です。
世の中の技術は、業界に関係なく、時期に応じて生まれるものです。
あなたは?
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