発明者への注意喚起
先ほど、昨年9月に出願したある事案に関して現在あるそのものの改良点が
抜けていることに気が付き、それをすでに出願している案件に追加したいのだと。
勿論、従来例と同じ構成を付加するわけでないが、複雑な構成でなく、
解りやすい構成の追加です。
でも、この発想は、初期(出願時)の明細書(発明の内容を説明した書面と図面)には、
一切、書かれておらず、この明細書面では新規な内容になるのです。
すると、この補正は、補正脚下になり、国内優先出願か、新規な出願を選択するかなく、
それ以外の救済処置が無いのです。
それは、費用対効果からしても個人出願人にはきつい負担になるのです。
では、どするれば最小限の費用で権利の保護をすることができるのか?
これには、前提条件がつきます。
それを度外視すれば、それは新規出願が最良です。
また、経費節減の重点を置けば、今回の案件を意匠出願化、実用新案出願にし、
先の特許出願の動向を見ながら審査請求なり意匠への変更なども考察すべきです。
でも、いずれも費用は、それなりに必要です。
ここで、反省は、やはり発明の特許出願をする際には、自分お発明の実に気をとられず、その周囲の技術にも考察を広げ、かつ継続しての出願が、このような不足をカバーできるのです。
しかし、個人出願では、この危険性はあり得るのです。
特許事務所もそこまでのアドバイスは?
貴方なら、アドバイスできますか?
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