⑨-15
再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、
脱皮する様子、なぜか騒がしいが、活気がある。
この年、S60年は、ベンチャーから零細企業へのだっぴじきいみえたのです。
それは、ベンチャー時代は、組織は鵜飼状態の指示であり、組織でない。
トップがすべての権限を確保し、指示し、責任をとる組織です。
デモ社員数が多くなると、その限界があり、責任の委譲が製造部、開発部、営業部、総務部
と順次変更したのです。
ここに、組織での行動が各セクションの長に委譲されたのです。
それは、名ばかりの部長、課長、係長、主任でなく、責任をそれぞれのクラスに応じて
分担させたのです。
分担せざるを得なかったのです。
そして、この時期の社員は大卒などの新人が多く入り、まさに新人類が組織に台頭する布石が
形成されたのです。
でも、まだまだ、責任をとれる状態でなく、いろいろな研修会を導入したのですが、
過ぎに確率できるモノでなく、時間的な経過が必要な感じでした。
それは、大企業に就職した経験がある人なら、あるてい度、組織の意味合いを理解しているはずです。
それが、このIGはのイメージが最初あり、まさに別の国に来た感覚でした。
それが、ベンチャー時代に根本から破壊され、田舎の零細企業に衣替える組織など、まだまだ
組織といえるものでないのだが?
でも、形式的でも、組織図があるのは企業らしい感覚です。
そして、この会社はマスコミに出ることが多くなり、世間の評価が気になる時期です。
その意味では、出勤時から帰宅までの行動、礼儀、服装なども目が行き届くようになったのです。
之は、大きな進歩です。
完成された組織でなく、手づくりの組織の在り方を経験した感じであり、基本は、やはり地域にあった人のための
組織が必要なのだと改めて感じた時期です。
あなたは、このような経験はあますか?